2011年3月31日木曜日

be gone





2011年3月20日日曜日

三重県




三重県へトリップしてきました。道中はくだらない話を中心に、これからのことや今の話もちらほら。

目的は内藤廣の海の博物館。 と島ミュージアム(現在閉館)と、伊勢神宮。
鳥羽と、伊勢が思いのほか近く(私自身は海の博物館がどこにあるかも確認せずに行ったんだけど)念願の伊勢参りを果たす。小学校の修学旅行が思い出された。

海の博物館は中の展示物は地元の人の収集品などが主で、それが逆にいい。ああいうものがずっとあるといいな。海辺の激しい風化にも耐えるせっかくの建築なのだから。





展示物に海女さんが海底にもぐる時用のおもりがあったが、これもそういう種類のものだろうか。各出入り口にあった。

























島ミュージアムは閉館していて、からっぽ。呆然と立ち尽くす人たち。






















白木の橋と鳥居が大変によかった。新しいものの可能性もまだまだあるんじゃないか。






木々がすごい。





究極の現場合わせ




もっと日本建築史を勉強したいです。 でも伊勢神宮は建築の力というよりも、圧倒的な場の力を感じてしまう。

それと同時に 今読んでる雑誌(TOO MUCH magazine)にもちらっと載っていたけど伊勢神宮がナンバーワンになったのは近代以降の政策とか、伊勢参りの観光要素とか、なんかそういうことでももやもやした。

2011年3月13日日曜日




『パウル・クレー ー終わらないアトリエー』展@京都国立近代美術館を見に行く。


あんまし知らなくて、見に行ったんだけど、すっごくよかった。 ほんとすっごくよかった。

今回の展覧会はクレーの技法で、作品を分類したならびになっているんだけど、どのセクションでもクレーの“線”に圧倒される。モザイクのような、色と色がならんだ絵も、それ自体が大きな線というか、境界線がすごく際立って見えていた。 油彩転写という、線にこだわった技法もそれゆえにうまれたものなんだろうな。
もう一つ思ったのは、抽象絵画が立体的であるということ。コルビジェの絵画なんかはすごく平面、であることを意識して描かれているように思えるけど、クレーの場合は、平面にこそ立体はあるとでもいいたげなかんじ。

絵をどこかで切り取って別の絵にするということや、絵画の両面ともが作品になっていたりするのは、絵画に対しての信頼というか、わりとそこに関して自由だったんじゃないか。 とにかく、展示の方法もあるかもしれないけれど、絵の終わりというか、現実世界との区切りがしっかりしているのも印象的だった。


 見てすぐに思ったのは、ピーター・メルクリがいかに強くクレーの影響をうけてるということ。展示されたスケッチの多くは、メルクリのドローイングに通じるものが多々あったし、単なる表面的な影響だけではなくて、線をどう扱うのかといった事に関しても、きっと影響をうけてるんだろう。
 クレーをみて改めてメルクリの強い線のドローイングに納得。そして彼のドローイングの多くが透視図法ではなく、純粋な立面図であることにも。





というようなことを、なんの裏付けもなく書いてみたけどあくまでも感想だし、常識的なことかもしれないし、的外れなのかも。

昨日はへんてこで楽しい夢をみたはずなのに全然思い出せない。

2011年3月7日月曜日

future

金沢、東京ー伊豆、仙台と三週間連続で週末を京都以外で過ごす。ハードスケジュールをこなしたつもりなのか、口の中が違和感だらけ(喉の痛み、舌の火傷、口内炎)になった。

今日は大学の教授に大学院の事で相談に行く。「うちの院は?」と聞かれて、「いいのは聞いてるんですが、京都を出た方がいいのかなあと考えてまして」と答えると「君の場合はそうかもね。」と返される。
よくも悪くも、京都は特殊、というイメージはうちにもそとにもあって、(それすら思い上がりなのかもしれないけど)
たしかに、仙台なんて、紙モノ(=フライヤー、フリーペーパー、ZINEの類い)がほとんど皆無でびっくりしたけれどよく考えてみたら全国からそういうものが集まってくる京都の方が異常だよね。

でも京都の中心の方が仙台よりもパチンコ屋多いし、観光客がなんにも考えずにふらりと入って、正解!と思えるような居酒屋に出会える確率は凄く低いだろう。そういうことに目をつむって京都らしいわあとか言うてたらあかんなあと思ってしまった。


話がそれまくったけど、ようするに将来は前途多難で道は険しくせまい。どこにいってなにをするにしろ。

わりとなんにでも興味があるので、なんかいろんなことに関わるような仕事がしたなあと漠然と思ってる私はわがままで独りよがりなんだと思います。



でも今日はもう寝る。

SENDAI


























仙台にも友達の見つけてくれたいい横町がありまして、飲みました。しめ鯖がおいしかったです。

イベントにも行きましたが、そっちはノーコメントです。笑
やっぱり地方は東京(への憧れ)思考のお店やブランドがたくさんあったけども、それよりも、なんか勝手なことしてるとこの方がオモシロそうだと総じて思いました。

Tokyo to Izu(Numadu)





















人のカメラで撮ったりしていたために、自分のカメラにほとんど写真なかった。。。

沼津は、夜ついたらほとんど寝静まっている感じだったけど、クールなのみや横町があり、おいしいかにやら海の幸がいっぱいでした。

伊豆の温泉はぜひリベンジしたいです。
リベンジしたい!!

kanazawa 2011




















おいしいそば、おいしいごはん、小規模な街、いい美術館。 素敵な街である。