ミランダジュライの『キミとボクの虹色の世界』を観たときに感じた 不思議な感覚
この映画を観た後にミランダジュライについて知ったわけだけど、どういう人なのかわかってから あの映画を観た後に感じたことがなんとなくわかった。
同時代性って よく使われるけれど、そういうことなのかもしれない。
私たちは 慰めてほしいとか、救われたいとかそういうことを思って何かを求めてるんじゃないんだ。
糸井重里がほぼ日でアメリカ版三木聡と書いてはるけど、三木聡のコネタの連続というやり方も、メッセージ性を薄めさせるってことで似たような形式なのかも。
まあ蛇口をひねれ!というのは私にとってすごくポップで日常を打開してくれるひとことだったわけで、映画というのはそういうものだと私は思うけど、文学に関してはそうではないと思ったのでイーイーイーはおもしろかった。
大虐殺だ!
でもほんとに 村上春樹の青春が過去のものになりつつあるのなら、これからはこれなのかも。ただアンドリューの一人称は僕がよかったけれど、それだとだめだったのかな。。。