2012年12月27日木曜日

ヘルタースケルター

映画館で見ようか結構迷ったけど、見なくてよかった…。ぜったい疲れきってたと思うから。
岡崎京子の原作ってこんなにエネルギッシュだったかな。リリコも、リリコの周りの人もこんなに頑張る女の子だったかな…。
やっぱりいちばん大きな違和感は、時代設定が現代に書き換えられているところかな。
もちろんリリコが抱えている美しくなりたい、という欲望は、現代でもまったく変わらず存在するけれど、
私は岡崎京子のマンガを今のマンガとしては読んでないし、80年代、90年代のあの空気感、を求めて読んでいたし、その違和感を全編通して拭えなかった。

蜷川実花の写真は、好きな人もたくさんいるし、別にそれを否定する気はないけど、(でもあの世界観は嫌だし、強い自立した女子像とかどうでもいいとしか思えないけど)
写真と映画で作り方が全然変わらないかんじがやっぱり嫌だ。
音楽もまったく緩急がなくて、ずっと切り詰めたかんじの音楽が流れて、沢尻エリカがキメ顔して…。場面の転換は急だし、カメラの位置もよくわかんないし…。終わるとおもいきやけっこうだらだら続くし…。

すごくつかれました。。。
あと沢尻エリカの顔が常にまつげばっちしで、それもつかれる要因だったな。

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