2011年11月5日土曜日

か つ ら





予約をとるのがめんどくさくて 家の人もだれもいったことのなかった桂離宮についにいってきた!


ブルーノ・タウトが大絶賛の桂離宮、日本の本質桂離宮、でも作られた桂離宮神話の桂離宮…(どっちも読んでないけど)



御幸門

もう門からしてちょっとへん。柱が檜丸太。
妙心寺で昔からいろいろ移動させながら使っている門をみたが、もっとしっかりしてたで…。

外腰掛

なんかもう全体的に三匹のコブタならぜったい藁で作るお兄ちゃんタイプ。。。

松琴亭 

床の間、ふすまの青い市松模様(微妙に長方形)は藍で塗られているそうです。
角屋の九条土の壁もそうだったが、青色というのは色あせてもきれいなものだなあ。しみじみ。

賞花亭
土壁 うすい!

笑意軒

なんか変なシルエット



月波楼





蛍壁


変態的建築であった。
窓の場所、があるのも和室の特徴かもしれなくて、日本の民家というのは基本的に障子であって どこかを意図的に切り取る ということをあまりしないが、桂離宮は大部分が茶室であるために庭のどこをどこから眺めるかに非常に重きが置かれているので、まあやな言い方をすると、自由はあまりないかもしれない。

桂離宮が ぴしいーっとしているのに、決して緊張させるものではないはなぜなんだろう。どこかでなんだか落ち着くかんじがするのが不思議。
庭の真ん中にある書院が、なんだかバウハウスまで彷彿させる近代建築らしさながら、あのへんの建物の合理性ゆえの寒々しさだけは一切感じられなかったのだった。


おまけ



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