2010年2月23日火曜日

Italy




ちょっと前からイタリア、地中海ブーム。

読み始めたばかりの須賀敦子さんの本、『ミラノ 霧の風景』はほんとにいい本。
イタリアという国はほんとに、歴史が今まで続いてる国なんだと実感させられる。
あの石畳に残されているものをそのまま継承している感じ、古いとか時が止まってる とかじゃなくて ただ あたりまえにそれが続いてるってこと。
まあこの本が書かれたのがもう20年前なので、今どうなのか全然分からないけれど。
陰影礼讃を読んだときに、どこか遠い人の感覚だと思ってしまう私たちとはイタリアは違うんじゃないかと思わせる何かがあった。

彼女が暮らしながら綴った本も読んでみたいけど、この本は、須賀さんが日本に帰ってきてから書いた本だから、回想されるイタリアというのもいい。全体をとおして、海岸に落ちてる丸くなったガラスの破片みたいな、そういう雰囲気。

まだあと3章残っているけれど、大切に読みたい。

カスティリオーニの本は何ヶ月も前から欲しくて、やっと買った本。うれしくてまだ読めない。
というか読む本がたまりすぎててたどり着けない…笑


とにかく地中海に行きたい…イタリアでも ギリシャでも スロベニアでも クロアチアでも ブルガリアでも…!!

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